今月はJRのダイヤ改正が大きく報じられていますが、その一方私鉄でも車両の引退がありました。
関東では千葉県の北総鉄道の7260形。関西では阪急2300系。どちらも40年以上走った車両で、時を同じくしてさよなら運転やイベントが行われました。

そこで今回は北総7260形について振り返ります。
7260形は2006年に京成3300形8両を貸し出してもらったものです。
検査期限が3月だったことから引退が噂されていました。

そしてその噂は現実に。
京成では3000形8両2本を新たに増備、その代わりに京成3300形8両が廃車に、そして北総から7260形8両を返却してもらってそれを廃車にしました。

では北総はどうしたかというと、今度は京成3700形を貸し出してもらい7300形7818編成としました。
こういう形をとって車両のやりくりをする鉄道会社も北総ぐらいではないでしょうか。


さて、この7260形は北総線、京成押上線、都営浅草線、京急線と、幅広い運用だったため遭遇するのは容易でした。
引退の時点で、日本最古の地下鉄乗り入れ車でした。


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松飛台駅で昨年2月に撮影。雪が降った後に撮ったので、雪と白い車体のコラボになりました。

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これまたカーブですが京急線の北品川駅で撮影したもの。
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平日だと朝夕しか動かないパターンもありました。

この他にも何枚かありますが、ブログですでに挙げているので割愛。

今日、京成の宗吾参道基地へ返却回送されるとのことで京成沿線に行きました。

場所は、以前3300形を撮った市川真間~国府台。
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89N 回 の文字。
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市川真間で待避。3000形と並んでいます。
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発車間際の様子。
警笛を鳴らし去っていきました。